「スマホ育児は良くない」「スマホ依存が危ない」など聞くことがありますが、子どもにスマホを利用させるのは当たり前ですよね。
低年齢だと約束するのがむつかしかったり、年齢によってルールも変わっていくと思いますが、年長の息子とのルールはこんな感じに落ち着いています。
- スマホ・タブレットはママ、パパのもの
- スマホ・タブレットはどんな時に使えるの?
- スマホ・タブレットで遊んで良い時間帯
- スマホ・タブレットを使って良い場所
- スマホ・タブレットを一度に使える時間
- ペアレンタルコントロールでのスマホの時間制限は良し悪し
- アプリは親が選ぶ
- スマホ・タブレットの利用は子どもや親の息抜きになる
- 無理に子どもにスマホを与える必要はない
- 学習面でスマホ・タブレットに期待しすぎない
- 幼児には壊されても惜しくないタブレットで十分
- まとめ:子どものスマホ利用に振り回されない
スマホ・タブレットはママ、パパのもの
うちでは夫と私がそれぞれスマホを持ち、タブレット2個あります。(理由は後程)
Huawaiの7インチとiPadです。
基本的に親のスマホは子供にはそんなにいじらせません。
勝手にアイコンの位置が変えられたり… フォルダにアイコンがまとめられていたり、結構迷惑(笑)
定位置にスマホ・タブレットは置いていますが「スマホ・タブレットはママ、パパのものだから子ども達が勝手に触ってはダメ。」ということになっています。
以前は子どもの手の届かないカウンターキッチンなど高い場所に置いていましたがバンバン落ちるので、今は本棚のいちばん上の後ろに置いています。
見える場所にあるとさわりたくなりますよね。子ども達も置場所は知っているみたいだけどとりません(笑)
見えないって大事ですね。
スマホ・タブレットはどんな時に使えるの?
子どもへのご褒美に
ご褒美で一番力を発揮したのはトイレトレーニングの時だと思います。
最初はトイレで成功するたびにタブレットで遊ばせていましたが、おしまいのタイミングで抵抗するのがストレスだったのでシールでポイントを貯めるトークンエコノミーシステムに切り替えました。
シールを集めるとタブレットで遊べます。
トイレのトークンエコノミーシステムをいつやめるのかなー?という感じでしたが、トイレの後に手を洗うのを渋った時があり「ルールを守れないんだったらおやすみしようね。」と言ってそのままなし崩し的になくなりました(笑)
まあシールポイントがなくてもトイレが定着したらトイレでしますからね。
他にも予防注射やちょっと子供にとって大変なイベントがあったとき今日頑張ったらタブレットで遊べるね。というふうにご褒美に使っていました。
毎日のことがうまくできないときのムチとして
子ども達は毎日シンクシンクやトドさんすうなどのゲームを楽しみにしています。
でも、毎日のやるべきことをきちんとやらなければ、楽しいこともできませんよというルールになっています。
- 自分でちゃんとご飯を食べようね。
- お着替えをちゃんとしようね 。
- 食後は口元を拭こうね。
- シャツの裾をズボンに入れようね。
- トイレの後は手を洗おうね。
…などの当たり前な日常的なことです。
うちの子は気難しくてそう言った事をやりたがらない時があるんです(悲)
そういう時は、「〇〇しないの?じゃあ、今日はタブレットで遊べないね。」と言います。
スマホ・タブレットで遊んで良い時間帯
スマホ・タブレットなどのゲームができる時間は16時以降と決まっています。
なぜか?
朝、幼稚園のバスが来るお迎え前でバタバタする時間にスマホやタブレットを与えて終わりにするのを渋られたら1日の流れが崩れるからです。
というわけで普段からシールポイント制でポイントがたまっても
「今日は頑張ったね。16時からタブレットで遊べるね。」と言っています。
スマホ・タブレットを使って良い場所
外出時にはスマホタブレットは基本的には使いません。
最近はDAISOで買った時計の本がおきにいりで「時計の本、持っていって!」と頼まれます。
使うのはリビングのみ。
ごろごろ寝転がったりせず、座って使用するように言っています。
寝室で使うとどうしてもゴロゴロしたくなって目が悪くなるんじゃないかな?と思ったりするからです。
スマホ・タブレットを一度に使える時間
一度に使える時間は大体10分刻みぐらいで、20~30分ぐらいまでです。
もっとやりたいという時は特に予定等なければ延長させてあげるときも多いです。
甘えも大事かな~と。
時間の管理は時計の時間を見て「今何時?」と聞いて、「じゃあ何時何分になったらおしまいね。」と約束をしています。
長男くんは時計を見て行動できるね。と先生に言われたりしますがいままでも時計で行動していたのでその結果だと思います。。
ペアレンタルコントロールでのスマホの時間制限は良し悪し
スマホ・タブレットの使用時間を制限するペアレンタルコントロールは便利そうですが、個人的には好ましく思っていません。
本人の納得感があるほうが良いと思っているのも理由の1つです。
実際には、ペアレンタルコントロールはある程度年齢が上がり、長時間利用するようになった時の制御にとてもよいと思います。
でも、幼児などはいきなり使えなくなったら怒ってスマホやタブレットを投げたり叩いたりするもの…。
案外ペアレンタルコントロールって危険だと思います。
(経験から)
アプリは親が選ぶ
遊べるアプリはパズルやひらがな、さんすう、シンクシンク、はらぺこあおむしなど親が選んで入れています。
YouTubeは見せていません。
以前はYouTubeを見せていた時があったのですが、その頃ピタゴラスイッチのようにビー玉転がしの装置を延々と見るような番組が一本50分ぐらい。
とにかく長い…。
NetflixやしまじろうのDVD、Eテレの子供番組を見せていますがあれは何がいいかって時間が短いし、終わる時間が分かっていることですね。
見通しがつくので子どもが気持ちの準備がしやすいと思います。
スマホ・タブレットの利用は子どもや親の息抜きになる
スマホって本当に便利です。
子供がタブレットやスマホで遊んでいる間、まとわりつかれずに家事を進めることも出来ますし、親も休憩できます。
「ママ閉店」というキーワードがネットを駆け巡りましたが、うちでは「ママは今休憩してるよ。」とはっきり言っています。
(下の子にはあまり通用しませんが。)
急ぎのことでなければ「ママは今休憩しているから、時計がいつになったら遊ぼう。」と答えたりしています。
無理に子どもにスマホを与える必要はない
スマホは日常的なものですが急いで子どもに与える必要はないと思います。
幼い子にスマホ・タブレットゲームをさせたからってITリテラシーは身に付くわけじゃありません。
家で決めたルールを守れなかったり子供がごねることが多くて親のストレスになるんだったら無理に子供にスマホを与える必要はないと思っています。
子供がスマホ好きなのに遊ばせてあげないのは親のエゴかな?と思ったこともありますが、そう相談したら先生に一笑されました。
ちょっと考えすぎていましたよ…。
幼児にとってスマホ・タブレットは凄~く魅力的なおもちゃにすぎません。
年齢があがったらまた別の意味合いがでてくると思います。
学習面でスマホ・タブレットに期待しすぎない
今も小学校の先取り学習としてiPadで算数アプリなどを利用しています。
わかる!さんすう 小学1年 for iPadとかなど便利です。
スマホ・タブレットではクイズ感覚で「ひらがな」「カタカナ」など意欲的に取り組んでくれてイイですよね。
とはいえ、スマホ・タブレット学習に過大な期待はできません。
タブレットを使ったからって子どもは分からないことは分からないですから。
さんすうアプリでも理解していなさそうなところはかずのブロックなど実物を使って丁寧に教えています。
タブレットでお勉強するメリット
スマホ・タブレットという魅力的なツールによって子どもの勉強への関心が高まること。
内容の説明や教材の準備など親の負担が軽減されるのは事実です!!
親が一から教えるのを動画が省いてくれますし、教材も準備するのは面倒ですから。
低年齢のうちは親がフォローしなければいけない部分はありますが、全部じゃなくてフォローだけでいいのはラクです!
(それでも面倒くさいですけどね☆)
幼児には壊されても惜しくないタブレットで十分
うちでタブレットが2個ある理由は次男ちゃん対策です(笑)
次男ちゃんがいない間にアプリでお勉強ができればよいのですが、現実には次男ちゃんもそばにいるのでサブのタブレットで遊びながらお兄ちゃんのそばにいます。
小さい子供ってちっちゃなことで怒るので、うまく操作ができなかったり、おしまいだねと言われても怒ってタブレット投げるし、もうほんと危険です。
Amazonが猛プッシュしていますが、幼児向けタブレットはFire HDで十分だと思います・・。
FireOSも対応アプリも意外に豊富で幼児向けアプリも対応しています。
シンクシンクもできるし・・。
Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ) は 8Gだと5980円
16Gでも7980円です。
これなら2歳児に投げられても悔いはないですよね・・。
Amazonがプッシュ通知でバンバンおススメしてくるのでわたしも欲しいぐらい・・。いま使っているハーウェイにもう少し頑張ってもらいたいですけど。。
まとめ:子どものスマホ利用に振り回されない
感情の起伏の激しい息子に対してスマホ裁ちをしたこともありました。
ですが、今はそれなりに付き合えているのではないかな?と思います。
これからの幼児教育にはタブレットが必須かな?と思いiPadを購入しましたが、体系的にちゃんと勉強するのなら、進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチやスマイルゼミ
のようなタブレット教材を受講しないといけなさそうです。
(そしてどちらも専用端末なのでiPadはいらなかった・・。)
タブレットはメインのお勉強とは違う役割で活躍しそうです。
わが家はandroidとiPadの2つのOS対応なのでアプリの違いなども楽しんでいます。
また、同じアプリでもリリースしている機能が異なったり値段が違ったりしますから。
さて、年長向けのタブレット教材はチャレンジタッチ、スマイルゼミ両方とも受付スタートしているようです!(早いな~。)
わたしもさっそくスマイルゼミの資料請求をしました。
就学準備の一環のつもりです(笑)