長男くんが自閉症スペクトラムの診断がつくまでの続きを書きたいと思います。


 


てんかん発作が落ち着き新天地での生活



 

退院後、すぐ夫の転勤がきまり新天地での生活が始まりました。

てんかんは紹介状をかいてもらい、引っ越し先で転院することになりました。

 

一過性のものだろうという診断で薬は10ヶ月服用した段階で中止し、脳波の定期検診のみになりました。

てんかん発作や脳波の見られは自閉症にかかわりがあることだと自閉症スペクトラムの診断を受けた時に言われました。

 

引っ越ししてからは最初は慌ただしかったものの、しばらくすると落ち着き平凡な毎日になりました。

 

 


気難しい長男の子育てに苦悩する日々



 

息子の離乳食を開始し、私は悪戦苦闘でした。食べず、体をのけぞって激しく泣き叫ぶ息子。
でも、離乳食をいやがるのはよくある話だと思っていました。

 

 


  • 食べなくても、体重が増えていれば大丈夫

  • 時期がきたら食べるようになる

  • とにかくいろいろ試してみればなにか食べるものがある

  • おっぱいをやめる時期がきたら食べるようになる


 


 

たくさんアドバイスを受けましたが、結局どれもあてはまりませんでした。

 

離乳食を食べない息子に苦悩する日々が始まりました。アドバイスにしたがい試してもうまくいかない。それは息子が3歳になるまで続きました。

 

 


感覚過敏による極度の偏食



赤ちゃんにはなんでも口にいれて確かめる時期があります。

けれど、長男くんはまったくそうしませんでした。

 

その時は心配でしたが、市から配られた母子健康のしおりに 1割ぐらいそういう赤ちゃんもいるので大丈夫ですと記載があり安心していました。

 

今、思えばそれは発達障害に伴う感覚過敏の為、食事が苦痛だったのです。

 

固形物が苦手で食の細い長男くんは体重が全く増えず、体重を計るのが怖かったです。

 

 


発達の遅れ



発達もどんどん遅れていきました。

母子手帳に発達の目安が記載されています。

 

・首すわり 3~4か月
・寝返り 4~6か月
・ひとりすわり 7~9か月
・はいはい 7~10か月
・つかまり立ち 8~11か月

 

発達には個人差があります。

でも、息子は首座りが3か月、寝返りが7か月、ひとりすわりが9か月、はいはいが11か月、そしてつかまり立ちは1歳1か月・・・。歩けるようになったのは2歳になってからでした。

 

言葉もまったく話すことができず2歳を過ぎても、うー、あーなどの奇声だけでした。

 

 

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そして療育へ…



 

10ヶ月健診でハイハイができず見守り対象になった長男くんはその後1歳半健診で療育を勧められリハビリ(理学療法)へ通うようになりました。

 

2歳からは市の集団療育に通い、作業療法(OT)、言語聴覚療法( ST)も追加で受けることができました。

 

いつも寝転びお気に入りの毛布をにぎにぎしているだけだった息子が周囲に関心を持ち、話したり、遊んだりすることができるようになったのは集団療育に通ったおかげだと感謝しています。

 

そして、2歳8か月の時に受けた発達検査で自閉症スペクトラムと診断を受けました。

 

 


自閉症スペクトラムの診断を受けて



自閉症という言葉を聞いたときはぎゅっと体の中が締め付けられたようなショックがありましたし、涙も自然とこぼれました。

 

診断がついてよかったと、あの時は思えませんでした。

私の育て方が悪かったせいなら長男くんは変わることができるのに!

 

でも今は診断を受けて良かったと思っています。

息子のために何をしてあげたらよいのかはっきりした訳ですから。

 

そう思えるようになったのも、長男くんの為に用意した環境で成長を実感できたこと。


にこにこしたり甘えてくる長男くんのおかげかもしれません。