長男くんが診断をつく前からABA(応用行動分析)の言葉かけを実践していました。

 

でも、自閉症スペクトラムの診断がついてからABAセラピーをしたいと思いました。

 


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家庭でしていたABAセラピー


 

ただ近くにNPOなど外部に頼める環境でもなかったのでわたしがやることに!

次男ちゃんが産まれてすぐはばぁばがお手伝いに来てくれていたので助かりました☆

 

最初に参考にしたのは「教えてのばす発達障害を抱えた子ども」という本です。

 




 

最初の課題は動作模倣(まね)ですが

長男くんは療育センターの集団療育に通い、真似ができるようになってきました。


朝の会で名前を呼ばれてお返事するのも


出席のシールをとりに行くのも


わたしが後ろから補助(プロンプト)しているうちにできるようになりました。


お友達の遊んでいるおもちゃや滑り台をする様子を見て遊びの幅が広がったり、こわごわすべったすべり台が好きになりました。


長男くんの家庭でのABAセラピーは集団療育での長男くんの成長の兆しもあり、いきなり始めるよりやりやすかったです。(あくまでわたしの感想です。)



口まねのABAセラピー



長男くんの言葉を促すためのABAセラピーは発声につながる口のまね(口形模倣)をしました。


ことばを話すための口や舌の動きをまねさせます。


舌を出したり


左右の端に舌を寄せたり


上下の歯で舌を挟んだり


上顎に舌をくっつけたり


上の歯の裏に舌をくっつけたり


課題にはありませんが、ひらがな表のポスターを貼って

あいうえおかきくけこなど言ったりしました。


口の中が見せにくい上顎に舌をくっつけるまねや

上の歯に歯の裏にくっつけるまねなどは難しかったですが、他の口形のまねは案外すぐやってくれるようになりました。



そしてその代償として



長男くんはあいうえおあいうえおと繰り返し言うようになりました。。

( o´ェ`o)



教えたことをやってしまうのは仕方がないですよね。


定型発達の子どもでも新しく習って気に入ったことは繰り返したりしますから。。


でも、わたしはちょっとエラコリアにならないか心配になり、口のマネを休んだこともありました。


それはしばらくセラピーを休んだら収まりました。


ひらがなのマグネットやことばを増やすために子ども用のずかんをあげると気に入ったようでした。


自閉症は視覚優位と言われるようにみるみるひらがなを覚えていきました。


1ヶ月ほどで覚えられたと思います。


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ABAセラピーはむつかしい



ABAセラピーの本それぞれ


最近ではABAセラピーの本は増えて情報が豊富になってきたなと思います。


 

 

家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46


家庭でできるABAセラピーの本の先駆け

ABA(応用行動分析)の説明からはじまるので最初の1冊におすすめ。
セラピー内容が小学生レベルくらいまでと幅広いので幼児期の長男くんができそうな内容を選びながらやっていました。

井上雅彦著 2008年出版


 




 イラストでわかる ABA実践マニュアル: 発達障害の子のやる気を引き出す行動療法


イラストでセラピーのやり方が見た目にわかる入門書です。


 


「家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46」は網羅的に課題が載っていますが、こちらは初級・中級・上級に課題が分かれているので何をするべきかわかりやすいところが良い点です。


 


ただ、見た目にはわかりやすいのですが内容としては補足が必要かも・・と思います。


藤坂 龍司 (著), 松井 絵理子 (著), つみきの会 (編集) 2015年出版


 

 

保護者が行うABAセラピーが行きづまりがちな理由



ところがこのABAセラピーなかなか上手くいかないんです。

本に書いてあるようにスムーズにできれば世話はありません。


ABAセラピーの大変さ


それは

ABAセラピーがうまくいかないときの原因やどう対応したらよいか保護者にはわからないこと。


なんですよね・・。


保護者はABA(行動応用分析)の素人ですから、セラピーがうまくいかない理由を分析する方法を知りません。

 

「応用行動分析学入門~ヒトの行動の思いがけない理由」など初心者向けの本を読むことで考え方の手法やヒントが得られると思います。

 

内容はダイエットとか日常生活の話題をからめて応用行動分析の話を展開しており本当に読みやすいです。杉山尚子先生は大学教授で心理学を学ぶ学生さん向けに書き下ろしした本です。新書なので値段も手ごろ。kindleなら680円です。

 

 




うまくいかなかったABAセラピーの思い出





 



例えば


私がABAセラピーで最初に取り組んだ指さしの思い出があります。

1歳半健診でゆびさしができなかった長男くん。


指さしは要求の重要なスキルなんだそうです。


長男くんが言葉を話せない時、ペンや粘土をとってほしいと要求の指さしをさせるため、あえてカラーボックスの上にそれらを置いていました。

 

欲しい時、長男くんは私をカラーボックスのそばに引っ張っていき私の手をペンの方に伸ばさせるのです。

(クレーン現象ですね)


その時が指さしを教えるチャンス!


長男くんの手を持ち、そのふにゃっとした手を軽く拳にしてひとさし指を引っ張り、軽くにぎります。


「ぴーんだね。指さしできたね。これが欲しいのかな。」


話しかけながら、この指さしの形を作って覚えさせるということをやるわけなんですけど。。


あれ。ゆび戻っちゃった。もう1回ぴーんだね。


また戻っちゃった。


もう1回ぴーんだね。


また戻っちゃった。


ゆびさしできないね。。
( o´ェ`o)


という感じでした。



今思うとこれは家庭でのABAセラピー洗礼みたいなものでこれからもこんなこと続くんだなあと思ったのを覚えています(笑)

指さしは長男くんの指をわたしが補助でぴーんとさせた状態を保ちながら指さししていたらできるようになりました。


この時は私が補助しながら回数をこなすことで解決できたのだと思います。

 

 

その後、ことばは発声できるひらがなが増え、聞いたことばのマネ、聞いたことばでの理解やお友達とのやりとりができるようになりました。


「ちょっとだけかわいいしまじろうみたいな」
「ママにおこられちゃったの。えーんしたの」

などことばでアピールしています。

かわいいセリフは育児日記にメモったりパパに教えてあげたりしています☆