長男くんが発達障害と知ってからずいぶん発達障害児関連の本を読んできました。

書籍は信頼できそうな情報に思えますが必ずしもそうではありません。

「障害児を天才児にする!」と新聞広告を出している会社も本を出版しており
うちの自治体の図書館にもありました。

書籍ならなんでも信頼できるわけではないと思います。

発達障害の本は3つパターンがあります。

1.医師・医療職の支援者が書いた本
2.発達障害児の保護者、当事者が書いた本
3.発達障害ビジネスに関わる人が書いた本

この本は「3」に該当します。

 

■発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方


何も公的な療育ではなくても、それに代わるところで療育を行うこともできます。
私が一番大事だと思っているのは、家庭です。
家庭での療育的なアプローチがもっとも効果的だと信じています。

 


家庭での療育的な関わりをすすめる本




NPO法人発達障害児支援LOF教育センターは2007年に活動を開始しています。
NPO法人化したのも2011年です。

決して長い蓄積があるわけではないと思います。。

それでも、何かヒントがあるかな?と思い読んでみました。

 

書いてある内容は

 

「保護者の心構え」

「お手伝い」

「運動(感覚統合)」

「ビジョントレーニング」

「生活習慣の注意点」

 

など。

どれもすでに療育的な関わりとしてすすめられている内容で、発達障害児の本を読んできた人は聞いたことがあるのではないでしょうか。


完全オリジナルというよりは療育ですでに知られていることをプログラムとしてアレンジしているようです。

 


目次

第1章 発達障害の子は「ユニーク」で面白い

発達障害の子どもは、「ユニーク」な子ども

発達の段階に合わせた対応をする

丁寧な子育てを心がける

子どもが25歳になった時に幸せの状態をイメージする

人に対する優しさを育む

親の役割は「環境を整える」こと


第2章 家の「お手伝い」でスキルを身につける

子どもにとって一番大事なのは家庭内での療育

「食事のお手伝い」から学べること

最初の目標は「自分で朝食を作れる子」に!

子どもの発達にとって重要な肌と肌の触れ合い


第3章 「運動と学習」でぐーんと伸びる

随意運動で脳を活性化させる

家庭でできる随意運動

ビジョントレーニングで発達を促す


第4章 子どもをグンと伸ばす生活習慣

発達を阻害するものを「やめる」

安全なものを食べるようにする

日常生活で気をつけたいこと


発達障害の子をもつ保護者へ家庭療育のすすめ


発達障害をもつ保護者へ家庭での療育をすすめて励ます本・・というスタンスです。


でも、育児の方針は人それぞれ。


わたしも読んでいてそうだな~。と思う考えもあるし
ちょっと違うかな。と思うこともありました。




そうだなと思った点



保護者としての心構えは結構辛口です。

親にとって厳しい事がビシバシ書いてあります。

(そう思うのは私だけ?)


丁寧な子育てをしましょう。


保護者のコミュニケーションスキルが低いのに子供だけ高くなることはない。


子育てはアウトソーシングできない。


など耳の痛い言葉が続きます。


私も子どもに対して家庭での療育的な関わりをしています。


最初は気難しい長男くんにどう接したらいいか。


すがる気持ちで情報を求めていました。


今は積極的に関わることで子どもの成長の助けになったらいいなぁと思ってやっています。


抵抗する長男くんに食事の仕方を教えたり。

嫌がる長男くんにお着替えの仕方を教えたり。


長男くんが自分のことを自分でやってくれたらわたしはちょっと楽になれます。


でも、激しい癇癪や偏食に悩んでいた時はわたしの関わりで長男くんが成長するとは全く思えなかった。


長男くんが自分のことを自分でできるなんて想像できなかったし、癇癪で吐かなくなるなんて思えなかった。


それでも前向きに行動を起こさざるを得なかった。

療育センターの保育士や先生達に助けられながら自分の気持ちを建て直して今に至ります。


単に親の愛情や頑張りで子どもの未来が変わる!と言れていたらものすごくプレッシャーがあったと思います。


自分から求めてやるのはいいけれど


「お母さんはもっと勉強して。」

とか言われるのはちょっと抵抗あります。


いや、言われているのはわかります。


そうだなとは思っているけど抵抗があるんです。


家庭での療育を肯定しているタイプなのに(笑)


自立を目指してとか難しいことを考えてやっているわけではありませんが、気難しい発達障害児と関わるのは大変です。


子どもは欲望のまま生きているので(笑)

親が主導権を握った方が私もいいと思っています。


そのために子どもの癇癪への恐れとずいぶん戦ってきました。


楽な道ではないですよね。


この本では親としての責任を強要しながら完璧であることを諦めるなどバランスを取ることをアドバイスしています。



ちょっと違うかなと思った点



2~4章で家庭での療育はこんなことをしたらいいということが書いてあります。


生活習慣の部分では私はテレビも見せています。


スマホやタブレットのゲームをご褒美として与えることもあります。


テレビが自閉症の原因ではないかという説も聞いたことがありますが、私は長男くんに全くテレビを見せていませんでした。


子どもの為に自分もテレビを見ない日々(笑)


ところが長男くんは自閉症でした。

テレビは発達障害の原因とは関係なさそう…と思っています。


大好きなしまじろうのDVDで楽しく交通ルールを学んだり、赤ちゃんを可愛がる優しい気持ちを学んだりしていたと思います。


アメリカの研究ではセサミストリートなどの知育番組を見ていた子供の方が知的水準は高いという結果もあったようです(学力の経済力のどこかに書いてありました)


ただ、テレビに気をとられて他のことが全くできないのは良くないですよね。


わが家ではDVDは1日1時間まで。スマホゲームはご褒美で1回10分までというようなルールを決めそれは守ります。

それもまたルールを守るという学習になってるのかなと思っています。


また肌と肌の触れ合いが大事という項目に驚きました。


自閉症と診断されたころの長男くんは肌が過敏で頭を撫でられたり手をつないだりされるのができない子でしたから。


もう過敏さはないのですが、手のひらが過敏な子ども向けの手のつなぎ方が載っていて興味深いなと思いました。


本人が嫌がることを無理やりすることはないと思います。


最大の違和感は代替両方を推奨していること。


キレート治療を推奨しているのも違和感があります。
(水銀は自閉症の原因でないとされている)

 

 

結論:わたしだったらこのNPOに子どもを通わせることはないと思います。。


まとめ



家庭でできることがあるという視点は発達障害児の保護者の助けになると思います。

ただ、代替え療法を推奨しているNPOにかかわって大丈夫なのかな?と心配になります。論理的な思考を受け付けない団体なのかな?と思ってしまいます。

(わたしの個人的な見解です)

 

児童発達支援事業所の数は自治体によってずいぶん異なるようなので選べない現実がありますよね。

発達障害ブームで関連書籍がずいぶん出版されていますが、似たような内容だったりあやしい?事業所の代表が書いていたいろいろ大変です。。

 

 


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