発達障害児の進路選びの続きです。

 

発達障害児の進路を決める難しさ…

 

それはどこに通わせるか悩み、決断しても必ずしも希望先に入園できるかわからないことだと思います。

 

定型発達の子どもでも幼稚園の選考はありますが、発達障害児が障害児枠(加配ありの場合)での選考は厳しいと思います。

 


発達障害児をもつ親の進路選択の悩み


どこに入れる?

障害児の通園施設に通わせる?

定型発達の子ども達と過ごさせたい?

 

入園できるだろうか?

通園施設に入園させたい。でも入園できるかわからない。

幼稚園に通わせたい。でも受け入れられるか不安。

 

通園施設に見学に行って考えが変わった


私の偏見があったからかもしれませんが通園施設は想像していたのとはだいぶ違いました。

 

子ども達がみんな困りごとはあるのはわかっています。

 

でも、私の目から見ると子どもはいきいき楽しそうでした。

 

教室の構造を見なければ普通の子ども達です。

 

障害児のための教室


マジックミラー越しに覗いた教室はレイアウトを変更できるように仕切られていたり、囲いのある机になっています。

 

パニックをおこしても環境を整え、気持ちを落ち着けられるようになっており、構造化もされていました。

 

朝礼できちんと椅子に座ってお返事をしたりプレイルームで楽しく遊んでいる様子を見ると本当に普通の子供達に見えました。

 

発達障害の特性や困りごとがあること以外は普通の子供なんですから。

 

クラスは目標別に分けられていて能力別の縦割りで年齢別ではありません。

 

 


  • 他人に関心を持つこと

  • 大人と一緒に楽しく遊ぶこと

  • お友達と一緒に順番を守って遊ぶこと

  • お友達と一緒に遊びの決まりやルールを守って遊ぶこと


 


などに分けられています。

 

一番目標が高いクラスは幼稚園や保育園などであまりうまくいかなかったグレーゾーンの子供たちです。

 

こんなにしっかりした子供達でも通用しないぐらい定型発達の子供達って凄いの?と私は驚いたりしていました。

 

通園施設は手厚さと療育的な関わりが魅力





  • 通園施設では1クラス生徒8人から10人に対し保育士 4人

  • 幼稚園は1クラス生徒25人に対し先生は1人

  • 保育園の3歳クラスは幼児6人に対し先生1人



 

通園施設は人員配置が非常に手厚くなっています。

 

カリキュラムは週間で作られ作業療法的に遊びを通じて 療育を行います。

 

もちろん散歩やプレイルーム遊びなど体を使う課題もあります。

 

園には作業療法士が一人在中しており保育士と連携して 個別の療育メニューのアドバイスしてくれます。

 

通っている園の方針として障害児の保護者の心のケアや負担の軽減を大事に考えてくれます。

 

みんな同じく困りごとを抱えた子ども達なので他の保護者の目が気になりません。

 

発達がゆっくりな子どもの身辺自立(着替え、食事、トイレ)も園と一緒に進められます。

 

連絡帳を通じて難しい子どもの相談や愚痴などだったり 色々を受け止めていただき本当に感謝しています。

 

すっかり通園施設のことが気に入りましたが申し込みしようとは考えていませんでした。

 

主治医の先生に年少で申し込んでもおそらく受からないだろうと言われていたからです。

 

通園施設に通わせるのは長男くんの為になるかもしれない…それでも親として気持ちは複雑です。

 

ですから先生に申し込まなくていいんじゃないのと言われた時に気持ちが軽くなったのは確かです。

 

私が通園施設に申し込んだ理由


それならどうして申し込んだのか…

 

それは保育士の先生と理学療法士の姫子先生に

 

「長男くんには療育園がよいのではないかと思っています。お母さんはどう思いますか?」

 

とはっきり言われたからです。

 

子どもの進路に意見を言う支援者の方は少ないかもしれません。

 

ただ、私は当時鬱々として心配されていたので私の負担が軽くなる選択肢を提示してくれたのだと思います。

 

信頼しているお二人が言うんだったら…まあ入園できるかわからないけど申し込んでみるかという気持ちでした。

 

そして市の臨床心理士が自宅に来てくれ、長男くんとやり取りしたり私から話を聞いたり審査して帰っていきました。点数が高い順に入園できるそう。

 

結果が出るまで2週間ほどかかりましたが、その間私は申し込んでよかったのかなと思ったりしていました。

 

 

保育園での成長。でもやっぱり…


長男くんは保育園に通ってから自分で歩くようにもなったし言葉も増えて 目に見えて成長するようになっていたからです。

 

保育園じゃダメなのかな?


でも保育園の送り迎えで長男くん他の子達のやり取りの様子を見ていてあぁやっぱり厳しいなあと思ったり。

 

本当に遊びであったり動作であったり保育園に通って皆から吸収したことはたくさんありました。

 

それでもコミュニケーションというものは目に見えるものじゃない。

 

だからこの環境で長男くんがみんなとコミュニケーションをとっていくのはなかなか難しいのかな…。

 

やっぱりしっかり関わりをもってもらえる場所が良いと冷静に思い返すことができました。

 

「そうですか…。ありがとうございます。」


入園できると連絡を受けたときはそれでもまだ複雑な気持ちでした。

 

 

通園施設を選んでよかったと思っているけれど


私は長男くんの成長にとってよい環境を与えてあげたいと思い通園施設を選びました。

 

夫も同じ考えでよかったです。

 

ただし、お義母さんは目に涙をためながらどうしてもそこじゃなきゃいけないの?と言ってきたので本当にストレスでした。

 

子育てで祖父母はよけいな口出しをやめてほしいです。
発達障害児を育てている時は特に!

 

親は子供にとって何がいいのか情報を集め考えながら選択していきます。

 

悩み抜いて決断しても、違った選択の方だったらどうだっただろうとふっと思う時もあります。

 

でも、違った選択だったらどうなるかもわからないこと。

 

悩むときもあるけれど、楽しく通園施設に通っている息子を見てあの時は進路決め頑張ったなぁと自分をほめています。