心配性ママの発達障害児育児☆

4歳の自閉症スペクトラム長男くんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

発達障害の子どもの偏食は普通の好き嫌いとは違う

NHKのおはよう日本で「発達障害啓発週間」として「発達障害の子どもの偏食」が放送されました。

 

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発達障害の子どもの激しい偏食と個人の好き嫌いを一緒に考えるのはちょっと違うと思っています。


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明日こそ食べてくれるだろうか…激しい偏食の子どもを持つ悩み


長男くんは離乳食の頃から食が著しく細く私はずっと悩んできました。

 

ひどいときは1日を通してカルピス牛乳しか口にしないときもありました。


3歳健診で低身長・低体重のため要精密検査となり

4歳になっても身長・体重は2歳半の平均値ほどしかありません。

 

偏食と成長の様子

1歳のころ

離乳食が進まない長男くんに業を煮やして病院の栄養相談のアドバイスを真に受け断乳しました。(母乳だった)


ところが離乳食を食べません。


慌てて粉ミルクやフォローアップミルクを買い与えましたが飲みません。

何種類も買い、定期的に試しても飲まず、ずいぶんダメにしてしまいました。


飲み物も何種類も試しました。


牛乳、牛乳にミロやセノビックを入れたり、野菜ジュース、果物のジュースも試しましたが飲みません。


鉄分、カルシウムいりの牛乳とカルピスを合わせた「カルピス牛乳」しか飲みませんでした。


食事も離乳食の本をみていろいろ試しましたが数口ほどしか食べず…。


あまりに食べないので体重を計るのが怖くて仕方ありませんでした。

 

1歳を過ぎてすぐ成長曲線の範囲を下にはみ出るようになりました。

2歳ごろ


2歳から療育センターの集団療育に通い始めました。


お友だちと一緒に給食を食べることで食べる気持ちが育ったらいいなと思っていました。


家ではいちごやバナナ、ごはんをちょっと手づかみ食べてたりするようになりました。


遅かったけれどやっと食べてくれるようになった…。


でも、長続きしませんでした。


やがて食べ物は自分から触ることもなくなり、手にご飯粒や何かが付くと激しく泣き叫び吐くようになりました 。


つかみ食べもしなくなり以前食べていたものも食べなくなりました。


できていたことができなくなったことにショックを受けました。


食べられない、さわれないのは感覚過敏だろうと言われました。


偏食はひどくなり全然食べられるものがありませんでした。


長男くんは固形のものが苦手でした。


確実に口にできるのはカルピス牛乳と味噌汁の汁だけ。


確かにカルピス牛乳のおかげで脱水症状はまぬがれたし、味噌汁のおかげて塩分もとれました。


でももっと固形のものが食べられなければ栄養は取ることができません。

 

ひどい偏食の子どもにどう関わる?


小さい子供にも意志があります。

 

感触や味が気に入らなければ、自分から口に入れない。

 

親が食べさせたものも吐き出す。


食事を嫌がり癇癪を起こしちょっとだけ食べることができた食事も吐いてしまう。

 

成長することで感覚の過敏さがはっきりと出てきた頃でした。


1日3食の食事の時間は本当に憂鬱でした。


食べるのが嫌な本人に食べさせなければならないのです。


これなら確実に食べられるというものがありませんでした。


その頃はカレーライスやラーメンといったものも食べようとしませんでしたし、チョコレートやポテトチップスなどのおやつを与えても関心を持ちませんでした。


それでも一口二口食べたことがあるものを繰り返し何品も準備していました。


どれか一つぐらい食べたらいいなと思ったからです。


ふりかけごはん、たらこごはん、ミートボール、じゃがいもの味噌汁、ブロッコリー、麻婆豆腐など。


当時の長男くんは寡動で自ら動く事があまりない子でした。体を動かしてお腹が減るという感覚もなかったと思います。

 

3歳のころ


3歳のちょっと前から一時保育に通うようになりました。


保育園は給食でしたが、食べないだろうなーと思っていましたし、通い始めた当初はやはり食べないと言われました。


まあそれでも仕方ないなと思っていました。


ところが先生が

「長男くんご飯自分で食べましたよ。スプーンで。」

と言うのです。


ホント信じられませんでした。


3歳の誕生日が過ぎた頃から食事を嫌がり癇癪を起こすことがなくなりました。


「ごはん食べたい~。」とはじめて言ったのも3歳になってすぐ!


「食べないの?じゃあ、ママが食べるね。」といって二口ぐらい食べると

 

「やだよ~ぼく食べる。」と言い長男くんが食べたり。


偏食はあいかわらず、でも食べる意志を感じるようになり私の精神的負担は激減しました。

 


保育園では自分で食べるものの療育センターでは結局自分では食べませんでした。


私がいるときは自分でスプーンを持つことをかたくなに拒否していました。

 

~4歳


障害児通園施設に通うようになり給食は全て食べています。

好きじゃないものは一口からなど工夫してくれています。


家では食べない生野菜や酸味がある味付けも食べているそうです。

給食を参考に食べられそうなものを家でもつくっています。


肉や野菜はキッチンハサミでひき肉サイズに小さくして出しています。

 (噛みきれずだしてしまうので)

 

偏食じゃなくこだわり行動のときもある


長男くんは温かいものに対する敏感さがありパニックの原因になっていました


4歳になって驚いたのが実は温かい食事が食べられること。


3歳の一時保育時代でも温かい給食は食べられず、冷まして出してもらうようになったら食べられたという経緯もあり温かい食事はダメなんだと思っていました。


ところが園の行事で一緒に私が食事をする時、温かい汁物が出たのですが普通に食べていました。


家では私が食べて、指でさわって温度チェックしてから出しても「あついあつい。」と言って騒いだりしていました。


食べられないのではなく、こだわり行動だったようです。

まとめ

離乳食の本には

毎日しっかり食べなくとも1週間トータルぐらいでバランスを取れればいいとありました。


しかし昔の長男くんは1週間のトータルで調整などできませんでした。


「今日一日牛乳しか飲めなかった…。明日こそは何か食べてくれるのだろうか。」

 

という不安しかありませんでした。


今は食べるようになりましたが、体は小さいまま。


NHKの放送で発達障害の子供の偏食が放送されたのでもっと知られて対応策が広まればよいなぁと思います。

 

広島市西部こども療育センターなぎさ園の方たちが作成した自閉症の子どもの偏食対応の取り組みです。

 

PDFファイルをダウンロードすることができます。

holycow6.wixsite.com

 

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