心配性ママの発達障害児育児☆

4歳の自閉症スペクトラム長男くんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

NHKあさイチ「ほめて伸ばす!子どもの発達障害」

発達障害という言葉は新聞やニュースでもよく見るようになってきました。


NHKでも過去に何度も発達障害の話題を取り上げていますがTV番組の影響はおおきいですね。


2016年NHKあさイチで「ほめて伸ばす!子どもの発達障害」が放送された時、番組を批判するツイートがあまりに多くて驚いたんですよね。


代替え療法ではなくエビデンスのある自閉症療育の内容を紹介しているのに少しは賛同するツイートがあってもいいのでは?


またあさイチが発達障害の話題を取り上げると思うので2016年「ほめて伸ばす!子どもの発達障害」の感想を書きたいと思います。

 
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ABA(応用行動分析)って何?


番組で紹介されていたのはABA (applied behavior analysis ):応用行動分析という心理学と自閉症療育として知られているロヴァース式ABAセラピーでした。


私はABAもロヴァース式ABAセラピーも知っていたので普通に見ていました。

 

ABA応用行動分析とは?


応用行動分析は心理学の1つです。


心理学と言ったら人の心の中を探る学問という印象ですよね。


でも何かを分析する時に人の心の中を探ろうとするのは手がかりがなさすぎます。

 

応用行動分析は人の様子つまり行動に着目するわけです。

 

行動分析とは~


行動分析学は人及び動物の行動を「行動随伴性」という独自の概念によって明らかにするもので行動の原因を固体内部つまり心ではなく外的環境に求めていくもの。アメリカの心理学者スキナーが創始した学問体系である。


介護や医療、ビジネス、スポーツ家庭など様々な現場で応用されており大きな成果を上げてきた。


人間や人間以外の動物の行動にはそれをさせる原因があるのであり行動分析学はその原因を解明し行動に関する法則を見出そうとする科学なのである。

 ~行動分析学入門より~

 

つまり応用行動分析とは


人や動物の行動に着目、行動の原因を分析し、解明した行動の法則をさらに応用し問題を解決しようとする心理学です。


発達障害の子どもとの関わりにも応用行動分析の考え方は有効です。


子どもが望ましい行動をした時、「ほめる」ことで子どにその行動をもっとやる気にさせる…という考え方があります。


望ましい行動を強化する方法として「ほめる」


それを「ほめる」ことで発達障害の子どもを伸ばすことができるとタイトルとしてざっくりまとめたんでしょう。


確かにざっくりすぎますね(笑)

 

ロヴァース式ABAセラピーとは?


ロヴァース式ABAセラピーはロヴァース博士が発見した自閉症療育法でアメリカの一部の州で行われています。


研究では専門家が2年間、週40時間のセラピーをした結果19名中、約半数の自閉症児がIQ94以上になった。(ロヴァース博士。1987年)

 

メリット

自閉症児のIQ改善のエビデンスがある

 

デメリット


週20~25時間セラピーをやらなければ効果はないとされる


効果がない場合もある

IQが定型発達の範囲になったのはセラピーを受けた約半数。

 

その他

長時間のセラピーを家族だけでするのは難しく

児童発達支援事業所の対象でない施設に委託すると高額の費用がかかる


セラピーは専門家の指導を受けた人が行ってもよい


自閉症療育でエビデンスがあるとされる方法なのですがとにかく長時間のセラピーを行うのが難しいとされています。

 

私がロヴァース式ABAセラピーをやらなかったわけ


私自身はロヴァース式のABAセラピーを選択しませんでした。


私だけで長時間のセラピーはできないし、外部へ依頼するのも費用がかかりすぎると判断したからです。

 

ABAセラピーは難しい?!


ABAセラピーの本は出版されていますが、気難しい自閉症児が素直にセラピーを受けるわけがなく(長男くんだけ?)。。


なぜやらないか。どうしたらできるか考えながら子どもにアプローチしていくわけです。


長時間ぶっ続けてセラピーするほど気力も、こちらのアイデアもありません。とてもできないよ。ムリムリ。と思っていました。


NPOでABAセラピーを提供してるところもあります。


ただ私の住んでいる市には出張サービスを利用しなければいけません。


すると一度にセラピーを利用するだけで数万の費用がかかるのです。


セラピストの募集要項を見ると必ずしもスキルのある人が来るわけでもなさそうでした。


息子が確実に定型発達の子どものようになるのであればそれでもやるだけの価値は感じたかもしれません。


しかし実際には約半分の子どもにしか効果はなく特性というよりIQの評価です。


そうであれば今お金をかけるよりはお金を蓄えておいたほうが後々役に立つかもしれません。


そこまでしてやらなくてもいいかなあ。お金も続かないよ。という判断を私はしたのでした(笑)


ただし、まったくやらない…というわけではなく

 

ABAセラピーの本を読んで、一緒に遊びながら模倣やマッチング、分類をしたりというようなホームセラピーをやってきました。


知育玩具を取り揃え一緒に遊んでました(笑)

 

こうした関わりを機会利用型ABA(応用行動分析)というそうです。

 

www.kenkou-kosodate.com

 


子どもにとって


遊び=学び


だと思います。


今では(笑)ですが、当時は真剣に悩み夫とも話し合いました。


決断したあともこれでよかったのかな…と思うこともありました。


今そう思わないのは長男くんも通園施設に通って楽しそうて長男くんなりに成長している様子があるからだと思います。

 

発達障害の子どもの親は子どもの為にできることを探している

 

あさイチで「応用行動分析」という言葉が知られたのは良いことだと思います。


私も気難しく育てづらい自閉症スペクトラムの息子のために自分が何かできることがないか探しました。


その中で平岩幹男先生の本でABAに出会ったんですよね。


だいたいABAセラピーを考えるのは言葉に遅れがあるなど子どもに自閉症の特性がはっきり出ている場合が多いと思います。


自閉症の子どもの子育てのことで困っている。

けれど何をしたらいいのかわからない…


という親にとって早い段階で応用行動分析という考え方に出会うのは悪いことではないと思っています。

 

むしろ自閉症の書籍などを読み漁ってやっと私は出会ったので「応用行動分析」が広く知られるのは働いてるお母さんや忙しい人には良いことだと思います。

 

ABA応用行動分析的な考え方は発達障害児の子育てに役に立つ


ABA応用行動分析的な考え方は長男くんにこだわりや自傷行為をやめさせたり、不安の強い長男くんに新しいことを教えたりする際のアプローチに役立ちました。

 

通園施設もポーテージという応用行動分析の考えを元にした関わりをしており、先生方に相談して食事や着替えなど激しいこだわりで苦戦していたこともできるようになりました。


ロヴァース式の長時間のセラピーは目指しませんでしたが、結果的に持っているABAセラピーの本の課題は一通りできるようになっています。

 

 

続きます