心配性ママの発達障害児育児☆

4歳の自閉症スペクトラム長男くんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

続・NHKあさイチ「ほめてのばす!子どもの発達障害」

2016年NHKあさイチ「ほめて伸ばす!子どもの発達障害」の感想の続きです。

 

ツイッターでは番組の批判が多く見られましたが、私と同じ保護者の方が多かったようです。


私は録画で見たのでどんな内容なんだろう?と思っていました。


ロヴァース式のABAセラピーを放送するなんてチャレンジング!と思いましたが内容には抵抗はありませんでした。

 
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「ほめてのばす!子どもの発達障害」の意見ツイート

 

・もっと頑張れと親が責められているように感じる

  
・ABAセラピーをしている親御さんの様子がとても追い詰められている

 

・年齢制限などを言われた親が絶望するのではないか


・普通を目指すべきだと言われているよう


・家庭で療育をしようとしてもできない事情もある


・家庭は生活の場で訓練の場ではない


などの意見がありました。

 

家庭療育は親の負担が重い?


家庭療育といえば親がやるわけですから、親に負担をかけるような情報を流したことで


親がもっと頑張るべきだと周囲から批判を受けるのではないかという不安の声などもありました。


理解ある素敵な祖父母ならともかく(お義父さんはいい人)、私は息子への口出しでお義母さんにブチキレているので「他人の意見は気にするな!」としか言えないです。。

 

 

www.kenkou-kosodate.com

 

家庭療育は家庭の事情でできない?


「自閉症の子と楽しく暮らすレシピ」を書いた佐藤智子さんは小学校の先生をしており、家庭でお子さんの療育をしていました。


子どもを観察するのが上手な方だったんだと思います。


私は専業主婦ですが、長男くんのお勉強はそんなにしていません。


1日10~20分くらい。


あとはトイレ、食事、着替えなど身辺自立のチェックと一緒に遊んだりぐらいです。

 

できそうなことを負担なくやる。

なんとなく続ける。

 

ぐらいでしょうか。

 

目標に対してクリアする方式はプレッシャーになるのでやりません。

 

療育をどこまでやるかは家庭次第でいい

長男くんに自閉症スペクトラムの診断がついた時、私は働いていませんでしたが、仕事をしていたら辞めてまで長男くんに付き添うことはなかったと思います。


通院や理学療法、作業療法、言語聴覚療法など付き添いしてきましたが、来年あたり私が働き始めたらやめることになると思います。

 

年齢の壁?療育を受ける適正年齢はあるの?


ABA(応用行動分析)セラピーでは低年齢の方が子供に対する介入効果があるという考えがあります。


例えばカリスマとして知られる(?)奥田健次先生は年齢制限が明確にあります。


早期発見・早期療育については考え方が色々あり、低年齢でなければダメということはないと思っています。

 

早期発見されたほうが経過が良くない?という話


むしろ早期発見されたほうが経過が良くないという話もあります。

 

本田秀夫先生の「自閉症スペクトラム」に書いてありましたが…かなりショックを受けました(笑)

 

「早期治療」の落とし穴


支援開始年齢とその子どもの就学時のIQは相関しています。


でも、その相関は「支援開始年齢が低いほどIQが低い」という相関なのです。

 

早期発見すれば治りやすいのであれば、相関はその逆になるはずです。

 

でも、そうではないのです。

 

支援開始年齢が低いほどIQが低いのは、IQの低い子どものほうが早く見つかりやすいからです。

 

本田秀夫先生の知るデータでは早期発見・早期療育を受けた子どものほうが成長したわけではなかったんです。


早期発見された子ども達はそれだけ自閉症スペクトラムの特性がはっきりでている。(障害の程度が重い)…ということなんでしょうか?


※私個人の感想です


長男くんの主治医(児童精神科)に勧められて読んだのですが私にとってうれしい情報ではありませんでした。


しばらくは早期発見されたことにモヤモヤしていましたが、今はそうでもありません。(アレ?)

 

早期発見・早期療育で成長しているお友達に勇気付けられて 

それは長男君が通っている通園施設のお友達の成長を見ているからです。


お母さんから以前の様子を聞くと今の様子が信じられないくらい成長したお友達もいます。


ただ、それには個人差があり、その子だけ特別な療育メニューを受けたわけではありません。


子育ては先が見えないけど


発達障害児の子育てもそうとう先が見えづらいんですよね。

 

家庭では療育すべきでない?

家庭は生活の場、訓練の場ではないと作業療法の先生は言いました。


でも、私は家庭で療育的な関わりをしています。

 

子どもの1日は「外」と「家庭」で完全に切り分けられない


子供にありがとうと教えたい場合


学校でだけ「ありがとう」と言い


家庭では「ありがとう」とは全く言わなくてもいいのでしょうか?


子供の生活はその場所によって全く切りかえられるものではありません。


療育を受ける子供は困りごとのある独特の感性の持つ子かもしれません。


けれど子育てをしていることには変わりがないのですから、外に丸投げにすることは家では全くしつけないことになってしまいます。


大変だけど療育先に丸投げにはできないと思ってます。

 

「療育はていねいな子育て」の意味


「療育」という言葉は特別に考えられがちですが、私達をやっているのは発達障害の子どもの子育てです。


気難しかったり、不安が強かったり


どうやったら本人も辛くなくなったり、乗り越えたいできるんだろう。


できることが増えて、本人も自信がつくんだろう?


というような視点で子育てをやっているんだと思います。


子どもの行動をよく見て、関わっていく。


上手くいく時もあれば全然ダメな時もある。


どうしてか考えて、関わり方や優先順位を変えたり…


子どもとのていねいな関わり方で子どもを成長させることができる。


そういう意味で「療育はていねいな子育て」なんだと思います。


ロヴァース式ABAセラピーの話とかけ離れていますがこれもABA(応用行動分析)的な考え方の効果です。


今のところ、わが家もていねいな子育てで子どもを見守ることができていると思います。


(日常では内心長男くんにたくさんプンスカしていますが…)

 

まとめ


発達障害児の子育ては本当に大変です。


悪戦苦闘している保護者は前向きになれる支援や情報までなかなかたどり着けない。


それでも怪しい発達障害ビジネスがあるなかで、エビデンスがある自閉症療育情報が放送されてよかったと思っています。

 

ご参考

ABA(応用行動分析)のついてよい説明をしていると思ったサイトがこちらのNPO法人ADDSのサイトです。

blog.livedoor.jp