心配性ママの発達障害児育児☆

4歳の自閉症スペクトラム長男くんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

特別支援学級見学のポイントと質問事項・小学校編

就学相談が始まっていますね。

 

小学校の支援学級を見学してもどこをチェックしたらよいのか?

何を質問したらよいのか?わからないですよね。

 

息子の通園施設の父母会では支援学級・支援校の見学会を毎年主催しています。

 

特別支援学級選びの見学の際のチェックポイントや質問事項をまとめました。

 

学区の学校か?学区外でも受け入れ可能?


住んでいる場所により通える学校が決まっているので基本「学区」の小学校の支援学級を見学します。


「学区以外は受け付けない」支援級もあります。

  

また、支援級の評価は変わりますから評判をあてにせず見学や質問で確認された方がよいです。

 

支援級の生徒は親が学校までの送迎が求められることが多いです。


毎日のことですからやはり近い学校の方がよいですね。


※帰りは放課後デイを利用することがほとんどらしいです。

 

教室の構造・支援の工夫


視覚支援があるか、気持ちを落ち着かせるスペースや刺激になる余計なものはないか。


お子さんによって広い空間がダメなど環境もお子さんによって相性もあると思います。


生徒の過ごしやすさの工夫は学校により取り組みは異なります。

 

普通の教室(全く何もしていない)の支援級もありました…。

 

支援級の生徒数と教員の人員


支援級の1クラス当りの生徒数は8名です。(上限)


うちの自治体ではクラス編成はもっと少人数ですが

それでも運営が厳しそうな支援級がいくつもありました。


すでに通っているお子さんとの相性もあると思います。


町内からのボランティアの支援員がいる支援級もありました。


地域の学校の学級・生徒数がわかる「学級編成表」は各自治体の教育委員会のサイトにあります。

(名称が違う場合もあります。)

 

 支援級での勉強の内容・教科・支援方法

学校の教育内容は学習指導要領によって定められています。

 

教科課程(いわゆるお勉強)と教科外活動(学級活動や委員会活動、クラブ活動、運動会や修学旅行などの学校行事など)の二つに分けられています。

 

特別支援学級の教科課程は基本的に小学校・中学校の学習指導要領に沿うものですが、子どもに応じて特別支援学校の学習指導要領を参考に決めることも認められています。

 

教科課程(勉強)の方針・内容を確認しないと保護者が思っていたのと違う!ということになります。

 

教育課程の編成について

特別支援学級  

特別支援学級は、基本的には、小学校・中学校の学習指導要領に沿って教育が行われますが、子どもの実態に応じて、特別支援学校の学習指導要領を参考として特別の教育課程も編成できるようになっています。

 

見学した支援学級では


知的障害クラスはプリント学習中心ですが、情緒クラスでは教科書をベースに進めます。

 

情緒で教科書ベースと言っても教科書を使うのか、教科書をベースにしたプリント中心なのかで違うようです。

 


見学した支援級では理科、社会の授業がありませんでした。

 

えぇ!本当に?…と思ったら

 

特別支援校の知的障害の学級では「理科」「社会」がなく「生活」というカリキュラムなので特別支援校の教育課程を参考にした教育課程ということです。


授業内容(カバー範囲)を確認しておかないと進学を考えた際に不利なる場合があると思います。

 

この辺りは支援学級の基本方針によると思います。

 

教科書は無償供与ですが、支援級の生徒は教科書や資料集、学習教材はもらえるのか?

プリント学習のところはもらえない場合があります。

 

支援学級での授業はすべて小集団のグループ学習なのか?

支援学級は年齢も違う学級なので基本個別学習です。

同じ教室で2年生の子が算数をやりながら、隣の席で3年の子が漢字の書き取りをしていたりします。

 

支援学級に在籍している生徒は一斉授業と違い生徒に合わせて教育課程(カリキュウラム)を作成しなければなりません。

 

負担なく教育の機会を与えればそれでよいという方針だとちょっと心配ですね。

教育課程は先生に質問してみるとよいと思います。

 

普通学級との交流


支援級の子どもが普通級で授業を受けたり、給食を食べたりする「交流」。


普通学級との交流は「教科ほか」「学年」「そもそも実施しているか」など学校でかなり違います。


支援級と普通級の子どもの普段の関わりや普通級の子ども達へどう説明しているか。

 

いじめやからかいがあったか?その場合の対処は?など。


交流が多いなら普通クラスは何人学級なのか確認したほうがよいです。


聴覚過敏の子どものママはマンモス校だと休み時間などとても賑やかでざわざわした音が気になると言っていました。


「支援級が手一杯だから普通学級に交流に出しています…。」と(正直に)説明してきた支援級もありました。

交流の意図と違う…。


「うちでは一切交流はありません。」という支援級もありました…。


そこの支援級の状態や教員の方針によると思います。

 

 支援級の教員同士での情報共有はどうしているか


特別支援に詳しい先生が移動してしまうとその後のクラス運営が心配ですよね。


引き継ぎや研修、生徒の様子の共有は普段どうしているか?

  

支援のための道具の持ち込み


発達障害の子の困り感を軽減するための道具の持ち込みの現状を聞いたり希望があれば相談します。


例えば…聴覚過敏の子どもがイヤマフをするのは対応していても


今まで実績のないデジタルツールの持ち込みなど可能か。


周囲の子どもに道具の持ち込みはどう説明しているのか。


など。

 

支援級での授業以外の活動はどうなっているか?


就学に悩んでいる方には少し早い話題ですが、高学年になると体験活動や特別活動が増えます。

 

  • 支援級の子どもはどう参加するのか?
  • その際の配慮はあるのか?
  • 自由に活動内容を選べるのか?
  • 親が協力を求められることがあるのか?

 

 など気になります。

 

支援級での体験活動


支援級での高学年での宿泊体験や外部との交流の内容、体験活動を実施しているか。


ゆとりのない支援級は宿泊体験を実施していませんでした。

 

支援級での特別活動

 支援級での行事参加


行事の練習やその際に配慮があるか?

 

支援級での児童会活動


保健委員会や図書委員会、放送委員会などいろいろありますよね。


高学年になると児童会の委員活動で学校運営に関わりますが、支援級の子もどう関わっているか?

 

 クラブ活動


高学年になるとクラブ活動がはじまります。

支援級の子のクラブは自由に選べるのか?活動の様子はどうなのか?

 

身辺自立が進んでいない場合の受け入れの可否


支援級はトイレをはじめとする身辺自立がすんでいる前提が多いです。


お子さんが身の回りで苦手なことがあれば見学の際に相談します。


身辺自立ができていない子を受け入れる支援級もありますし、身辺自立は支援しないと明言する支援級もありました。


オムツが外れていなかったり失敗が多いと親の付き添いが求められることがあります。

 

親への協力依頼があるか


支援級の子どもの保護者へ協力依頼があるか?


行事への付き添いが求められることがありました。

(修学旅行など)

 

普通学級と支援学級のあいだの異動について


普通級か支援級どちらに子どもを通わせたらよいか?悩んでいる保護者の方もいると思います。


支援級の先生に聞いたところ


最近は就学検査の判定に関わらず、家庭で就学先をきめる傾向が強いそうで、支援級から普通級に異動する子もいれば、その逆のパターンもあるようです。

 

特に知的な遅れがなく進学も視野にいれている場合は普通級に異動することもあるようです。


普通級に異動した際にはどんな支援が考えられるか?

 

通級での取り出し学習がよいのか。支援級も活用しながらになるのか応相談だと思います。

 

まとめ

支援級選びの難しさは保護者が経験してきた学びと「何がどう違うか」わからないことだと思います。

 

聞いて納得できることもあれば、思っていたのと違うこともある。

 

支援級は担任する教員で方針もかわりますし、所属する生徒さんでクラスの雰囲気やできることもずいぶん変わります。

 

ただ、事前に質問や相談することで保護者やお子さんの不安や悩みは軽減されるのではないでしょうか。

 

就学しても面談などで先生と方針を確認しながら学校生活を過ごすことになると思います。

 

これから支援学級を見学に行く方のご参考になりますように☆