心配性ママの発達障害児育児☆

4歳の自閉症スペクトラム長男くんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

発達が気になる子への生活動作の教え方とわが家での具体的なアプローチ例

1歳半健診で歩けないことを指摘され運動発達遅滞と診断された長男くん。

 

療育生活はそれから始まりました。

 

2年前に購入した

「発達が気になる子への生活動作の教え方」とも長い付き合いです。

 

キャッチフレーズが

苦手ができるにかわる!なのですが、長男くんのように不器用だとそううまくいきません(汗)

 

この本では最初に子どもの発達過程と不器用さと運動面での遅れを生む要因について説明しています。

 

今思うと不器用さはその子の発達段階を飛び越えるて解決できる問題ではないからでしょう。

 

不器用さ・運動面の遅れに関与する5つの要因

 

  1. 両手がうまく使えない
  2. 感覚の未発達
  3. 力のコントロールが苦手
  4. ものを見る力が弱い
  5. 身体イメージ(ボディイメージ)がとらえにくい

 

感覚や想像力のアンバランスさ、発達障害(発達性協調運動障害)も不器用さの原因です。

 

でも、この本では発達障害の有無に関係なく手先の不器用さ・運動が苦手な子供への対応を紹介しています。

 

動作の内容は大きく3つに分かれており幼児期から学齢期まで長く使えます。

 

基本動作

身辺自立(食事、着替え、清潔など)

 

学習

鉛筆、はさみなど勉強につながる内容など

 

動き・遊び

鉄棒・とび箱・縄とびなど

 

各項目が2ページの見開きで説明されています。

 

これを読めば大丈夫!

というより目的の動作を獲得するためのヒント集といったところです。

 

ポイントは

子どもの発達段階を踏まえて

目標とする動作の獲得のために必要な能力を知ることができる。

 

 

この子にはまだ必要な能力がないみたいとなったときどうするかというと・・

 

必要な能力の獲得のために何をしていくべきか!

 

考えてアプローチしていきます。

 

作業療法士とも話が合うようになります(笑)

(作業療法士の人が書いているから当たり前?)

 

ひらがなのなぞりがきの動作獲得シュミレーション

 

例えば…長男くんの場合は大好きなしまじろうのひらがなのなぞりがきが上手にできないのが気になっていました。

 

なぞり書きには見る力「視空間認知」など複数の能力を使う動作ですが、今回は手首の動きに注目しました。

 

くもんのひらがな書き方カードよりしまじろうのひらがななぞりんはうんと小さいんです。 

 

体の発達は粗大運動(体幹・足・肩など大きな動作)から微細運動(手先など細かい動作)の順で動作を獲得していきます。

 

長男くんはまだ微細運動(手先を使う運動)が不得意なのですが、大きいカードは肩と腕を使ってなぞり書きをすることができました。

 

でも、小さいひらがなをなぞるには手首を上手に動かさなければならない!

 

手首の動作を獲得させていくにはどうしたらいいの?と考えるわけです。

 

作業療法士との打ち合わせでは

 

手首の動作にも回したり、返したり、左右に動かしたりいろいろありますが、ぬりえほどよい遊びはありません。

 

でも、本人はぬりえは苦手なのでやりたがらないんですよね。

 

苦手なことを無理にたくさんやらせるのは成長には遠回り!

 

なので違う遊びを考えてもらいました。

 

お約束の粘土あそび。

作業療法ではずっと継続していました。

手で成形するのはできるようになったのでヘラなど道具を使うことで手の動きを広げましょうとのこと。

ハンマートイ

手首を上下に使う動作はハンマートイのたたくという動作で獲得できます。

長男くんも最初はひじを使って叩いていましたが・・だんだん手首を動かしつつあるかな?

不器用系の子には太くて叩きやすいペグのものがおススメです。

 

すいすいお絵かきでぬりえのハードルをさげる

 

息子がぬりえをやりたがらない理由はきっと「不安」なんでしょうね。

 

はみだしたらどうしよう?どの色を塗ったらいいのかわからない・・。

どうせ上手にできないからやりたくないよ!

 

苦手なことはハードルをさげたら楽しくできるかもしれません。

 

すいすいおえかきのぬりえなら水をいれた専用ペンでなぞるだけで色が浮かび上がってきます。長男くんも次男ちゃんもすっかりお気に入り。

 

シリーズで購入しているので取り合いの兄弟ケンカも大丈夫です・・。 

 

 

まとめ

 

わが家では長男くんの困りごと(体のこと)に対して「遊び」でアプローチを考えています。

 

体の発達過程やその子の現状・課題は作業療法士はよく理解しています。

 

子どもと一緒にいる時間が長くともやっぱり保護者は素人なんですよね。(当たり前)

 

プロの知識や考え方を理解するために情報を仕入れると子どもへの理解が高まります。

 

訓練として作業療法を受けるだけでなく相談の場としても有効活用できれば親御さんの悩みや負担は軽減できるかもしれません。

 

発達が気になる子への生活動作には「脱ぐ」動作は載っていません

 

「発達が気になる子への生活動作の教え方」は良い本ですが残念な点がありました。

衣服の脱ぐ動作については載っていないんです!

それ必要?と思う方もいるかもしれませんね。フフ。

 

衣服を脱ぐ行為はもっとも簡単な生活動作と言われるぐらいですから!

でも長男くんは服を脱ぐことができず癇癪炸裂していました・・。

 

以下参考になった書籍です。

 

こちらは1冊衣服の脱ぎ着の本です。

 

こちらは身辺自立全体などの一部で衣服の脱ぎ着を扱っています。

 

Amazonの中身検索だと目次が全部見られない場合があります。

出版社のHPで内容を確認したほうが確実かもしれませんね。