2年前、長男くんに自閉症スペクトラムの診断が下ってから発達障害関係の書籍を読み漁ってきました。


今は手元に置いておきたい本を残して不要な本を図書館に寄贈しています。


 


 悩んで寄贈したのが発達障害の予防と改善です。


 


著者はほんまでっかTVに出演されている脳科学者澤口俊之氏。


 


 



発達障害の予防と改善の主張


 


「発達障害の予防と改善」では幼児期に発達障害を未然に防ぐ関わり方。


そして8歳までの子どもに関しては発達障害を改善する内容を記述していると主張しています。


 


ただ


個人的には澤口氏の主張を評価しているわけじゃないんですよね。


 


だから図書館に寄贈するか悩んだわけで。


読み返したい本は寄贈できないしかといって良くない本(主観です)は寄贈をするのは不適切。


 


この本には発達障害を改善するために何をしたらいいかいろいろ書いてあります。


 


ところが当たり前のようで意外に実行が難しいことばかりなのです。


 


例えば本のなかで澤口さんは面談した重度の自閉症のお子さんに「改善しますよ。」と言いその子は本当に定型発達のようになったというエピソードがあります。


 


本では発達障害の子どもに4歳でお箸を使わせたら発達障害の予防と改善になると書かれています。


 


でも、重度の自閉症のお子さんに身辺自立教えたりするのは難しかったりします。


 


お箸が使えるようになれば発達障害が改善すると言われても軽度、中度の発達障害の子供でお箸で食事ができない子はたくさんいます。


 


鶏が先か?卵が先か?


 


身辺自立の関わりのむつかしさは発達障害児の支援者や保護者であれば知っています。


 


書いてあることを現実的にできるの?


どうやってやったの?


 


発達障害を改善する条件がまず難しいと保護者としては思います。


 


ちなみに興味があったので澤口式育脳法セット2100円も購入しています(笑)


 


おうちでできる!脳を育てる澤口式育脳法セット


 澤口式育脳法セット内容

解説書1冊


数字カード10枚


記号カード25枚


ビジュアルサーチ訓練法サブテキスト1冊


 


対象年齢

3歳~7歳


 



脳科学者澤口俊之が実践する育脳法をカンタン解説。


6つの方法でお子さんの人間力を育んでみませんか?



 


 


とあります。


 


澤口式育脳法で推奨されている訓練は6つです。


 



  1. ワーキングメモリ訓練法

  2. ビジュアルサーチ訓練法

  3. 読書法

  4. 折り紙

  5. ブロック法

  6. キャッチボール法


 


カード類は1、2で使用するものですが個人的にはトランプで代用化だと思います。


3~6はもともと幼児教育にはよいと言われていることです。 


 


 


エビデンスについてはオープンにされている情報がありませんから発達障害の改善効果がよくわからないなぁと思っています。


 


(幼児教育的にはどんどんやってよい内容だと思います☆)


 


「発達障害の予防と改善」は頭を手術しろーとか食事療法しろという主張よりはましだろう…ということで


そこまで悪影響がある本でもないかな?というぐらいの認識です。


 


この本に傾倒しすぎて、お子さんの発達段階に合わない要求をしすぎると教育虐待になるかもしれませんが…。


 


 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか テンプル・グラディン


 


「自閉症」と「脳科学」であれば私は「自閉症の脳を読み解く」のほうが興味深かったです。


 


内容紹介 



最新の脳画像研究、当事者たちによる自己報告、さらに著者自身の体験から、自閉症への科学的知見と深い洞察が導き出される。


自閉症者として体感したことを、科学者として分析するという著者独自の手法で、自閉症の人の本質を新たにとらえなおし、その強みや思考パターンまで解き明かしていく。


自閉症研究の粋を結集させた待望の書。



 


自閉症の特性を分類し「強み」としてとらえるなんてすごくポジティブだし、息子の進路選択に役立ちそう(笑) 


また読み返したい本です。