心配性ママの発達障害児育児☆

5歳の自閉症スペクトラム長男くんと2歳のグレー次男ちゃんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

幼稚園に発達障害の息子のサポートブックを提出

療育の世界から幼稚園に通うことになった長男くん。

 

最初の一週間は慣らし期間で給食前までの2時間半でお迎えです。

 

「慣らしだけでも付き添いしましょうか?」と園長先生に申し出ました。

 

そうすれば長男くんの様子も見ることができるし、関わり方も先生達にお伝えできる。

 

先生方の負担も軽減できるだろうし・・。

 

そう思ったのですが、園長先生にはきっぱり断られました。

 

「お子さんというのはお母さんがいる時といない時では様子が違います。」

 

「お母さんがいない時のお子さんの様子を見てどう関わっていくかは私たちが考えることですから。」

 

さすが教育者というのは筋が通っていると言うかはっきりしているなぁと感心しました。

 

今までにも発達障害の子どもたちを 受け入れてきた先生の貫禄と言うか。

 

幼児教育相談員の先生に〇〇幼稚園に通うことになりましたと話したところ

「あそこの幼稚園であれば楽しく過ごせるように配慮してくれるでしょう。良かったですね。」と言ってくれました。

 

www.kenkou-kosodate.com

 

とはいっても保護者の心配は募ります。

 

長男くんのために長男くんの特性や関わり方を伝えるサポートブックをしっかり作る必要があると思いました。

 

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発達障害児のためのサポートブック

 

「発達障害」「サポートブック」で検索するとたくさんでてきます。

児童発達支援の事業者や発達障害児の保護者の方がご自分のサイトで掲出されているサポートブックはたっぷり13ページぐらいあったりします。

最初はリタリコの サポートブックを印刷し必要なシートだけ記入しようと思ったのですが記入したい箇所の枠がそんなに大きくなかったんです。

※リタリコ推しなのではなく単に検索上位にでてきたからです。

 

もう一つはうぇぶサポです。

support-book.jp

 

サポートでパソコンからカタカタ入力することが良いと思ったのですが必要がない項目は記入しないと空欄になるだけでやはり枠は決まっているんですよね。

 

結局・・

各サポートブックの項目だけ参考にしてシンプルに Googleドキュメントで作成することにしました(笑)

 

サポートブックはどれぐらいの量がベスト?

 

大量に作ると先生方に読んでもらえない、迷惑がられるから最小限でという意見を聞いたことがあります。

 

ですが、書類1枚に収めるとしたら本当に必要最小限のことしか書くことができません。

 

必要最小限というよりは

 

「これだけはしないでください。」

 

ということしか書くことができないです。

 

例えば長男くんの場合であったら

 

「いきなり体に触らないでください。」

 

「強引に集団行動に参加させようとしないでください。」

 

などの項目の羅列になり、特性や関わりの方法やその理由を書く余地はなくなりそうという印象でした。

A4サイズ1枚って結構すぐです。

 

今までに幼稚園として発達障害児を受け入れてきた実績はあるだろうけれど発達障害の子供もそれぞれ違います。

 

先生にご迷惑だったらどうしよう?と思いながらこういう特性があり、こう関わるとよいと思います。

と書いたら A 4サイズで4枚になっていました。

 

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ご参考・自閉症スペクトラムの長男くんのサポートブック内容

 

長男くんサポートシート☆ 

                                日付

長男くんの経歴

 

1歳8か月~理学療法を受けはじめ

2歳で市の療育センターの集団療育、作業療法、言語聴覚療法を開始

(リハビリは継続しています。)

3歳4か月で児童発達支援センター▽▽▽へ入園しました。▽▽▽ではルールを守った遊びなどを楽しみました。



自閉症スペクトラムの為、不安やコミュニケーション、手先の不器用さがある子どもですがお友達や先生が大好きなのでよろしくお願いいたします。

 

コミュニケーション

 

◎本人から相手(先生・お友達)に伝えるとき

・発音が悪く何を言っているかわからない時があります。

・言葉のバリエーションは少ないですが、コミュニケーションはできていました。

・単語だけでの要求になりがちです。

「なんていうんだっけ?」と聞き返すと言いなおします。

「鼻!」→「鼻水拭いてください。の意味」

 

〇何か要求があるとき

・言葉で伝えられますが自分の要求を通そうとしているときは言い方が乱暴になります。

・「ちょっと~。」「ねぇ。」などはるか遠くから声掛けしてきます。
 「用があるときは近くに来て教えてね。」と伝えています。

 

〇指示されたことが嫌・不安なとき

・「やだ。」「しない。」など拒否を言葉で伝えてきます。
 指示にしたがわなければならないことはわかっていても気持ちの切り替えに時間がかかります。

・自分から「一緒にやろうよ。」と誘ってくることもあります。

 

 選択させたり、ちょっと手伝うなど妥協案をだすと安心できるようです。

 


無理にやらせようとすると癇癪になるので様子を見ながら、言葉などでうながしをお願いします。




◎先生方から本人に伝えるとき

・以前通っていた通園施設では「言葉」の説明だけで伝わると言われていました。

 

 シンプルな言葉かけをお願いいたします。

 

純粋な言葉の理解だけではなく周囲の様子を真似しながら行動してきた部分があります。

集団が大きくなるので理解に関しては少し心配しています。



〇いけないことを注意するとき

・不安が強く、傷つきやすいため否定的な言葉ではなく

「~するよ。」「~しようね。」など肯定的に伝えていただければと思います。



〇ほめ方

・ほめられるのが好きなのでほめられると先生が好きになると思います。

 

気持ちの切り替えなど当たり前のことでも「~できたね。」「まるだね。」など肯定的に伝えていただければと思います。

 

〇約束のさせ方

数字が好きなので「1~。」「2~。」「3~。」など数字でやることの順番を説明すると本人はわかりやすいようです。

 

時計の針などでおしまいの時間を提示するのもわかりやすいようです。

 

・一斉指示に不安があります。(以前は1クラス10人だったので)

 本人が理解しているか様子をご確認いただければ助かります。



パニック・かんしゃく

 

〇きっかけ

 

・自分が思ったようにできない(衣服の脱ぎ着、遊び)

・不快なことがある(予告なく身体をさわられる)

・自分のやりたいことができない(好きなおもちゃのおしまいの指示など)

 

〇様子

 

「やだー。」と大きな声をだしたり腕をぶんぶんふったり、足をだんだんしたりします。

 

〇対応法

・本人ができることは「できるよ」と励ます。

 できたら「できたね。」など肯定的にほめる。

 

・気持ちが切り替えられない時は「大きな声はださないよ。」など

 ルールを本人に告げ、離れてしばらく様子を見る。

 

(大きな声を出せば関心がひけると勘違いしてしまう為です。)

 

・見通しを教える

ルールを守らなければならない気持ちはあるようですが

気持ちの切り替えに時間がかかりやすいので事前に説明いただければと思います。



皮膚に過敏さがあった為、身体にさわるサポートをしていただく際は

事前に本人に「手伝ってあげようか?」など聞きご対応をお願いできればと思います。




激しいパニック、癇癪は最近はほぼありません。

長引くこともないようです。



外出・移動

 

周囲に注意が行ってしまい、しばしば振り返って声掛けしないとついてこないことが多いです。

 

自分で気づけば距離が開いていてもついてきます。

信号のルールは理解しています。



身辺自立

 

〇着る

自分で一通り着られますが

手袋の左手側やブーツカバーなど苦手なものがあります。

 

〇脱ぐ

自分で一通り脱げます。

 

脱いだあとのズボンやパンツの裏返しが苦手です。

くるりんぱできるのですが不安なことはやってもらいたがります。

 

上手くできないと「やだー。」「手伝ってよ!」など大きな声を出すことがあります。

 

「できるよ。」など言葉ではげましていただければと思います。




〇トイレ

日常ではトイレは自立しています。

男の子用便器も使えます。

 

慣れない環境では言い出せないか心配です。

 

おしりをきれいにふくことができません。

「仕上げしてください。」とおしりふきを要求します。

 

〇食事

 

 スプーン・フォークで自分で食事ができます。

おはしはまだできません。



遊び

〇好きな遊び

ブロック遊び、パズル、トランプ、車のおもちゃなど

 

車のおもちゃなど好きなおもちゃはこだわりの原因になります。

 

終わりの時間をあらかじめ教えて見通しをつけたり、普段は見えないようしまったり環境のコントロールをしていました。

 

〇苦手な遊び

粘土、塗り絵・お絵かき、おりがみ、はさみ

 

3歳まで皮膚の過敏さがあり、物をさわって遊べない状況が続いていました。

経験不足と発達の問題から極端な不器用さがあり手先を使う遊びは不安があるようです。


 

以上よろしくお願いいたします。

 

 

サポートブックは本人の特性を踏まえて年齢相応にできない部分、先生方にお伝えしたほうが良いと思った内容を盛り込みました。

 

長男くんは発達検査では年齢に近い発達指数がでましたが、情緒(気持ちの切り替え、我慢)は2歳台と判定されています。

 

 

www.kenkou-kosodate.com

 

 

www.kenkou-kosodate.com

 

ご参考に私が提出したサポートブックの内容を記載していますが、お子さんによって必要な情報は違うのだと思います。

 

 

幼稚園に本人の特性理解のために提出した書類

 

自閉症スペクトラムの長男くんの特性理解のために提出した書類は以下の通りです。

 

  • サポートブック
  • 新K式発達検査結果
  • S-M社会生活能力検査結果
  • 日本イーライリリーの冊子(発達障害の説明)

 

 ADHDの薬を発売している日本イーライリリーが発達障害全般の説明をしている冊子をつくっているのですが、シンプルにまとまっていて良いです。

※ちなみに冊子では「自閉スペクトラム症」と表記されています。

 

先生方は熱心に説明を聞いてくださり、参考にして息子と関わってくださっているようです。

 

先日も「おもちゃ遊びをおしまいにしない!」という長男くんに「じゃあ10数えるたらおしまいしようか?」と言ったら数え終わる前にお片付けできたんですよ~☆と教えていただきました。

(感謝です☆)

 

迷いましたがサポートブックを作成してよかったと思っています。

 

発達障害の子どもの園・就学生活をサポートする本

先週、息子の幼稚園での反抗的な態度を見て熟読してしまいました。

今週は機嫌が良くすごしているようでほっとしています。

 

どちらもkindleセールで50%オフで購入しました。