世界自閉症啓発デーとは?
毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)決まったのは11年前。
国連総会でカタール王国王妃の提案により決まりました。
世界自閉症啓発デーには全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。
世界自閉症啓発デー公式サイト - 「世界自閉症啓発デー」とは
世界自閉症啓発デーを知ったのは3年前です。
当時まだ喋らず歩かなかった長男くんが療育センターに通っておりその待合室のポスターで知りました。
その時の感想はなんかおしゃれ。障害関係のポスターって大体地味だからいいよね・・。ぐらい。
まさか自分の息子が自閉症スペクトラムだとは思わず他人事だったように思います。
それから発達障害の認知はずいぶん上がってきたと思います。
障害について知ってもらうことは難しい
発達障害がTVや本などで取り上げられるようになってきたことは良いことだと思っています。
けれど実際に関心を持ってもらえるようになるのは難しい。
自分自身で考えてみると私もバリバリバラの全ての番組を見るわけでもないし、誰でも自分に接点がある部分から「知りたい」という気持ちはでてくるのかなと思います。
発達障害について知られるようになって。周囲の反応
幼稚園の園バスの停留所のお母さんが今度小学生になるお姉ちゃんのことを心配していました。
実は私が住んでいる家の学区は特別支援教育のモデル校で特別支援学級のクラス数がとても多いのです。
比率で言うと普通学級:特別支援学級の比率は2対1ぐらい。
クラス数も7クラスぐらいあります。
そのご家庭は持ち家でその学区が特別支援学級に通う子さんがとても多い小学校であることを知らずショックを受けていたようです。
「持ち家だから引っ越せないし・・ね。」と心配していました。
発達障害のお子さんが子供が脳機能の障害で苦手やできないことがあったとしても身近にそういったお子さんを知らないお母さん達は不安だよねと思いました。
確かにTV放送とかみるとでてくる発達障害の子ってものすごくわがままで癇癪持ちの子に見えたりする。
そんな子がたくさんいるの!?みたいに思うんだろうなぁと。
発達障害が身近に知られるためには
発達障害の子供の保護者はもっと自分の子どもの障害について知ってほしい、知られてほしいと願っています。
それにはまず同じ集団で過ごしてみることかな。
一緒に過ごしてみて、上手くいかないときもあって、問題を解決しようとして、「発達障害」についてTVでやってたことがヒントになったりたりするかもしれない。
日常生活の中で定型発達の子もその保護者も発達障害について知ることができるんじゃないかな。
そうした機会に啓発活動の効果がでてくるのだと思います。
今日の世界自閉症啓発デーに感謝です☆
国連総会(H19.12.18開催)において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。
わが国でも、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動を行っています。
具体的には、毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。
自閉症をはじめとする発達障害について知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障害のある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながるものと考えております。
みなさまのご理解とご支援をお願いいたします。