心配性ママの発達障害児育児ブログ☆

5歳の自閉症スペクトラム長男くんと3歳のグレー次男ちゃんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

中学校の支援級の時間割の半分は「作業」「自立活動」なの!?バリバラ進路相談室を見た感想

バリバラ進路相談室を見ました。

ちょうど長男くんの就学&今後の進路を考えているいいタイミングだったのですが・・。
やっぱり特別支援教育を選ぶと進路が狭まっちゃうのかな!?という印象でした。

 

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ちょうど発達障害の中学2年生の女子からの相談がありました。

 

1人目の相談者は、中学2年生のきよらさん。

発達障害があり、友達とうまくいかないことが続き、今は特別支援学級に在籍している。

そんな彼女、夏休み明けから不登校に。

その原因は、時間割の半分弱を、きよらさんの苦手な「作業」が占めているほか、小学校の復習が中心の学科の授業に、不安が大きくなったから。

きよらさんの将来の夢は、「司書」になること。だから、「もっと勉強したいのに、それがかなわない環境がもどかしい」というのが悩みだ。

 

NHK バリバラ | バリバラ進路相談室

 

中学校の支援級は時間割の半分が「作業」「自立課題」!?

 

中学校の支援級に在籍している彼女の時間割の半分が「作業」「自立課題」なんだそうです。

そして学校の宿題は小学校レベルの算数…。

 

「将来の夢があり、それに向けてもっと勉強したいのに叶わない環境がもどかしい。」と聞いて私もショック。

 

中学校の支援級ってそんなに作業や自立課題があるんだ~。

 

確かに手先が器用になったら素敵だけどそれが原因で学校に行きたくなったら本末転倒ですよね。

支援級だから個人に合わせた手厚い支援という感じでは全然ないと思いました。

特別支援級を選ぶと学習が遅れる!?

 


自閉症・情緒障害教育の文部科学省のHPの説明ではこうあります。

 

特別支援学級では、情緒障害のために、通常学級での教育では十分に成果が期待できない子どもが在籍して、基本的には通常の学級と同じ教科等を学習しています。それらに加え、自閉症などの子どもには、対人関係の形成や生活に必要なルールなどに関することを学習しています。

(7)自閉症・情緒障害教育:文部科学省

 

私が長男くんの学校学区の小学校の支援級見学に行ったところ小学校を卒業する段階で小学4年生の学力を目指しているということでめちゃめちゃ驚きました。

情緒学級でも普通級の2/3の授業進行度です。

現実は違いすぎますよね。

 

www.kenkou-kosodate.com

 

この流れで中学校の支援級に入学したら宿題が小学校の算数なのは確かにありえますよね。

もっと勉強するためにどうしたらいいか?

 

 

アドバイザーの玉木さんの意見はコチラ 

「本人の意見を聞きながら個別の計画を」
きよらさんの場合は、ちゃんと目標があって勉強がしたいという強い思いがある。学校も、ひとりひとりに沿った個別の計画をしっかり立てることがとても大切。生徒本人を中心に据えた上で、担任だけではなく管理職など複数の先生を入れて、じっくり話し合えるといい。先生たちも毎日すごく忙しくて大変だと思うけど、さまざまな意見を聞きながら計画を作っていくことで、みんなでこの先の目標を共有できるし、先生たちも孤立せずに子どもたちと向き合っていくことができるんじゃないかな。

 

司書になるには資格いりますよね。
中学校を卒業後講習を受ければ司書補にはなれるけど知的なお仕事を目指してもっと勉強したいのね。。

 

中学校の特別支援学級の授業内容はどうなっているの?

 

中学校の特別支援級での授業の半分が 「作業」「自立課題」であれば普通のお勉強は半分しかしていない訳ですから一般高校に入学するのは難しいですよね。

 

よく特別支援学級は文章評価だから内申点がつかず公立高校の進学はできない。


と聞いたことがありますが、それどころじゃないですよね。

 

こんなに時間割が普通級と違うのではそもそも一般高校進学すること自体がむつかしいように思います。


長男くんが通っている児童デイの先生に


「昨日のバリバラで中学校の特別支援学級の授業の半分が作業・自立活動と放送され驚きました!」

 

と連絡帳に書いたところ

 

「中学校の支援級は特別支援学校の高等部の進学(こちらも就労に向けて作業は多いですよね。)や将来の作業をすでに想定していますからね。。」

 

という回答でした。

 

知らぬは保護者ばかりなりですね(笑)

 

よくわかる特別支援教育に「作業学習」が「木工」「園芸」「手芸」「窯業」などを作業種目として設定していると書いてあります。

だいぶ進路が絞られている感があります。

 

 

中学校の特別支援級を卒業した後の進学の内訳は?

 

文部科学省が特別支援教育のカテゴリーで中学校の特別支援級を卒業した生徒の進路の統計を取っています。

 

特別支援教育資料(平成29年度):文部科学省

 

公立・私立・国立を合わせた平成28年度の中学校の特別支援級の在籍生徒数は21132人。

94.2%の方が進学しています。

内訳は

  • 高校等に進学したのは8264人で39.1%。
  • 特別支援学校の高等部に進学したのは11645人55.1%。

 

 


※特別支援学校高等部を卒業しても「高校卒業資格」は得られません。

 

中学の特別支援級の卒業した後の高校等の進路

 

※高校等というのは高等学校及び中等教育学校(つまり中高一貫校の高校部分)後期過程の本科・別科、高等専門学校のことです

 

定時制高校

 

デイの先生も弟さんが学習障害があり分数の計算がどうしてもできないということで定時制高校に通いその後親御さんの紹介で一般就労したそうです。


勉強が苦手でも受け入れてもらえる安心感があります。
定時制高校にも公立・私立があり費用はやはり公立のほうが安いみたいです。

定時制高校なら公立の学校もあるしどこのエリアにも大体あります。
週5日授業がありますから規則正しく通わないとダメそうですね。(学年制です)
また、通学時間は夕方からです。

 

通信高校

 

通信制高校も卒業すれば「高校卒業資格」を取得できます。
テスト・レポート・決められた日数の学校への通学など要件があります。

順調にいけば3年で卒業できますが、単位制なので週何日通学するかは自由です。
通信高校にも公立・私立があり費用はやはり公立のほうが安いみたいです。
限定的なエリアしかないかもしれません。

 

番外編:サポート校

 

不登校の話題でよく耳にする「サポート校」ですが、学校ではありません。

不登校でも義務教育(小学校、中学校)なら卒業できますが、高校の場合はサポート校で「高校卒業資格」は得られません。


あくまですでに高校に通っている子が卒業できるようサポートを提供してくれる場所です。

自分のペースで勉強したり、同年代の子と交流したり、相談に乗ってくれたりする場所で塾みたいな感じでしょうか。

通学のペースに合わせて費用は高くなります。

 

特別支援教育を受けると進路はだいたい決まってしまう!?

文部科学省の統計を見ると特別支援学校と学校の特別支援級つまり特別支援教育を受けた人の進路というくくりなんですよね。

特別支援教育を受けるともう進路はこういう形になるのは仕方がないというふうに文部科学省が言ってるようなものだと思いました。

 

まだまだ長男くんの進路は考え中です。