心配性ママの発達障害児育児ブログ☆

5歳の自閉症スペクトラム長男くんと3歳のグレー次男ちゃんの子育てブログ。発達障害児ママの不安や戸惑った気持ち、早期療育、家庭療育について書いていきます。

発達障害(ADHD)の投薬治療についての誤解とADHD理解のためのおすすめ冊子

発達障害(ASD ADHD LD)などの概念が広まり、小児科の外来で発達障害そして ADHD(投薬治療ができるから)の紹介リーフレットをよく見かけるようになりました。


わたしも幼稚園に長男くんのサポートブックと一緒に製薬会社の発達障害のリーフレットを渡しました。

第三者の目線で上手に内容をまとめてありますから、便利です。

 

www.kenkou-kosodate.com

 

 

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発達障害(ADHD)の薬での治療についての誤解

 

現在、薬で治療ができるのはADHDですが、ADHDの理解のためのリーフレットはヤンセンファーマの内容が一番おすすめです。


日本イーライリリーもヤンセンファーマもADHD向けの薬を提供している製薬会社です。


が、日本イーライリリーの冊子の内容は正直ゴリゴリ投薬推奨のもの。
(ニュアンス伝わりますか?)


現在、ADHDへのアプローチで薬物治療が選択されるのは一般的らしいのですが薬を服薬すればすべての問題が解決されるというわけではないんですよね…。


その点、ヤンセンファーマのリーフレットは

『症状の改善には、周囲の理解と協力が欠かせません』とちゃんと書いてあります。

 

ADHDのお子さんへの対処法は「環境調整」「行動療法」などの心理的アプローチと薬による治療の組み合わせが一般的で、その2つのバランスが重要といわれています。
そのため、保護者、学校関係者をはじめとする周囲の人々全員が協力して取り組むことが大切です。

学校関係者の方へ | ADHDとは | ADHDナビ

 

https://www.adhd-navi.net/adhd/tool/leaflets/con-0152.pdf


冊子は無料でダウンロードできますし、印刷すれば病院でもらわなくてもOK 。

 

 

Twitterなどで教育現場の先生方が発達障害とみられる子供がいるのに親が医療機関に連れて行こうとしない。

あるいは保護者の方が先生に服薬を勧められた…というような内容を目にします。

 

診断は発達障害の子どもの支援に必要か?

 

早期療育と言いますが早い段階で児童精神科医にかかり医師のフォロー (って言うんですかね。)を受けてきた自分からするともちろん相談相手がいることはいいことなんですが・・。

 

医師の診察受けても別に子供の育てづらさが変わるわけじゃありません。


医師の診断を受ければ問題が解決するなんて、そんな単純なことではありません…。


あくまで、子どもの理解やかかわり方を学ぶ入り口として診断があったというだけです。。


子供の日常の関わりや成長を伸ばすための関わりについては医師が教えてくれるわけでもありません。

 

子育てのヒントに育児の本を読むように、発達障害児教育の書籍など読み漁り試行錯誤してきました。

www.kenkou-kosodate.com

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むしろ医師より集団療育などを指導する保育士さんや幼稚園の先生達の方が発達障害の子供の扱いについては知ってるんじゃないのかなあと思うことも多かったです。

 

ADHDの服薬に対する誤解


子どものための精神医学には

 

ADHDの行動特徴のためどうしてもトラブルを起こしやすくケアが必要になる。
現在、ADHDでは薬物使用がファーストチョイスとされる。


ただし有効率70%とは10人中7人は薬を飲めば治るという意味ではない。


やや有効も含めて7割に何らかの作用効果がある見られるという数字で効き目の程度には個人差があり効果がある場合もそれだけで解決とはいかない。


「ADHD という病気だから薬を飲めばよくなる。」といった説明は通常しない。


「病気のせいであなたのせいではない。」というメッセージが同時に「病気のせいだから自分ではどうしようもない。薬に頼るだけ。」という無力感や受動感をもたらすリスクがある。


薬はあくまで後押しで子供自身が自己コントロールの力を少しでも育める支援が大切。


確かな Step by Step で達成感(成功)の体験を重ねさせること。
ひとりでは難しい課題や状況に対してはアシストをして達成の体験を導くこと。


本人が能動性の感覚を失わぬように留意すること。


特に〇〇をしないようにという目標設定よりも〇〇をしようという目標設定の方が子供にとって努力しやすいし建設的。


これらのポイントは特別なことではなくそもそも教育にとって普遍性をもった原理と言えるだろう。


それを、その子その子の力に合わせて濃やかに手間ひまをかけて粘り強くすすめる努力が特別支援にほかならない。

子どものための精神医学

 


薬を飲むだけでADHDの子どもの問題行動が解決される!と期待するのは勘違いであるということです。


それを知らずに医療機関の受診をすすめたり、なぜ服薬で効果がでないのか責めるようなことは筋違いだと思います。

 

うちの息子も注意力散漫なので薬が効くといいな☆とは思っていますけど。。

 

まとめ:発達障害が知られつつあるけれど

 

「発達障害」という言葉が知られつつありますが、あまり関わりがなかった方にとってASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)の違いもピンとこないでしょうし、治療やその効果などもわからないでしょう。 


でも、ADHDの子が服薬をするという選択をしてもその子の取り巻く環境での支援を必要だということは知られておかないといけないのでは?と思っています。