株式会社 kaien の「知ってラクになる!発達障害の悩みに答える本」が良かったのでご紹介。
発達障害の子供を持つ保護者の方、当事者の方向けの本ですが
ある程度発達障害の子どもとの生活が落ち着いてきて子どもの進学や自立に向けて中長期的な情報を求めている保護者向けだと思います。
幼児期~学齢期に診断を受け、発達障害についてとにかく情報を求めているというという時期ではまだ早いかな?という感じです。
(個人的な考えです。)
あまり早くに情報を求めるとかえってストレスや不安が高まることもあると思っていますし、結構率直に書かれているので子どもの将来の見通しについて失望するかも…。
みたいな心配を感じました(笑)
「知ってラクになる!発達障害の悩みに答える本」のよい点
Q & A方式なので見やすく読みやすい。
カテゴリー別に分類されているので関心のある項目からが読むことができる。
そして幼児期から学齢期そして自立に向けた幅広い内容の質問に答えている。
というところがポイントです。
発達障害の方の進学や就職そして公務員の障害者採用はほとんど身体障害者であるなど。
保護者が集めづらい情報も盛り込まれているので参考になると思います。
株式会社 kaienの創業者はお子さんが発達障害であることが起業のきっかけの一つであったそうですが「療育なんかいらない」の佐藤さんもそうなんですよね。
「知ってラクになる!発達障害の悩みに答える本」の方がはるかに役に立ちそうな情報が盛り込まれているのにアマゾンでは在庫がなく(Kindleではあるけど)
そして私が買ったことを後悔した「療育なんかいらない」がアマゾンのレビューでは高評価であるというね…。
キャッチーな内容が受けやすいという世間の実情が反映されているようで世知辛い世の中だなぁと感じました。
この本は 株式会社KaienのQ & Aコーナーから内容を選び編成したものです。
本のほうがカテゴリー別に分けられていて楽ですが。
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